海外のホテルには部屋にワイングラスが置いてあってお酒とかスナックが置いてありますよね。
無料のものはFreeってわかりやすく書いてありますが、基本的には超割高の有料商品なのでセレブな人にしかオススメしません。
具体的にどのようなシステムなのか、どれくらい割高なのか解説します。
海外ホテルのミニバーとは?利用方法・注意事項
ミニバーとは、ホテルの客室内に用意された酒類、ソフトドリンク、お菓子などを、その場で購入できる設備です。普通の冷蔵庫に見えても、中の商品は基本的に有料です。
無料と有料の見分け方
- 料金表・メニュー・QRコードがある:一覧に載っている商品は有料です。冷蔵庫の上、デスク、テレビ画面、客室案内も確認します。
- 「Free」「Complimentary」と書いてある:無料です。ただし無料の本数や対象商品が決まっている場合があります。
- 宿泊プランに含まれている:スイートやオールインクルーシブでは無料の場合もありますが、補充回数などの条件を確認します。
「机の上の水は無料、冷蔵庫の中は有料」とは限りません。表示が見当たらなければ勝手に無料だと判断せず、触る前に「Is this complimentary?(これは無料ですか?)」とフロントへ聞くのが確実です。
海外ホテルのミニバーの商品代金は相場の2〜3倍です。
(後述しますが高いところだと6倍とか)
お金持ちは割高でも利便性をとって好きに利用してもらえればなと思いますが、一般人にとっては3倍とか高すぎて使ってられません。
ちょっと外に出てスーパーやコンビニで買ってきた方が良いです。
チェックアウト時に精算タイプ
特別な課金システムのない冷蔵庫に入っていたり置いてあるだけのミニバーはチェックアウト時に申告して支払うだけ。
クレジットカードの場合はあらかじめ多めにデポジットが確保されているのでそこから差し引かれます。
ヨーロッパは自動課金型は少なく、チェックアウト時に「Did you have anything from minibar?」などと聞かれます。
とりあえずチェックアウト時にミニバーと聞かれたら利用したかどうかなので利用してなければ「No」でOK
利用した場合は自分が利用したものを口頭で説明する必要があります。
何を利用したのか伝えて、料金を精算します。
英語苦手な場合はここも面倒ですよね、支払いシステム的にも面倒なのもミニバーのマイナス点です。
自動課金 冷蔵庫タイプ

冷蔵庫やスナック棚にセンサーがついていて取り出すと自動で課金されるタイプのミニバーもあります。
自動ミニバーを提供するBartechの公式FAQによると、商品を取り出すと客室の明細へ自動記録され、未開封で戻した場合はスタッフが確認して返金する仕組みがあります。つまり、元に戻せば必ず自動で取り消されるわけではありません。
これは上記のタイプと違って申告が不要なのでとても楽チン…なんですがこちらの方が要注意なんですよ。
このタイプは中身を取り出して戻しても請求されることがありますので注意しましょう。
課金までの時間はホテル側の設定によって異なります。数十秒の猶予がある場合もありますが、値段を見るためだけに動かすこと自体オススメしません。
中身を動かすだけで課金される棚

ただの置くための棚かと思いきや、これはミニバーです。

後ろを見るとしっかりとケーブルがつながっており、重さを感知し、動かしたら50ドル課金されます。
子供が動かしていて知らぬ間に課金されていた…みたいなのもありえます。
ちなみに注意書きには以下のように書かれています。

自分のドリンクを冷蔵庫で冷やすのもNG
自分で買ってきたドリンクを冷やそうと冷蔵庫に入っているものを外に出して冷やし、最後に戻す…なんていうのももちろんNG
自動課金されてしまいます。
しかもこれデポジットから引かれているのでクレジットカード明細を予約時の金額と見比べて精査しないと請求されていることすら気づかなかったりするんで本当に注意が必要。
薬や離乳食などを冷やしたい場合も、ミニバーの商品をどかして入れるのは避けましょう。InterContinental Washington, D.C.の公式客室案内では、センサー式ミニバーへ私物の食品や薬を入れず、必要なら別の冷蔵庫を依頼するよう案内しています。必要な場合は「Could you provide a separate refrigerator for my medication?」と聞けば伝わります。
料金について
基本的にはミニバーの近くに料金表が置いてあります。
スーパーの2〜3倍程度が多いですね。
料金はホテルによってはまともに表示されていないところもあります。
テレビをつけてインフォメーションメニューからミニバー料金を調べるとかしないと価格がわからないところもありました。
ちなみに上記のホテルは相場の6倍の価格でしたので気にせずミニバー使いまくると宿泊代を軽く超えてしまいますね。
ラスベガスなんかはぶっ飛んだ料金
コンビニやスーパーでは3ドルの水が…

近所のスーパーとかセブンイレブンなんかでは2.99ドルで売っている『FIJI WATER $2.99』
それがなんと、ミニバーでは18.75ドル!


なんとミニバーでは18.75ドルでした。
1ドル150円で計算すると1本約2,800円。実際の請求額は為替レートやカード会社の手数料で変わります。
ここに置いてある水を4本飲めば余裕で1万円超えちゃいます!!たっけぇぇぇぇ!
知ってて飲むならまだいいですけど、これテレビ開いてインフォメーションチェックしないとわからないからね。金額。
「いくら高くても所詮は水だし、1000円しないだろ」なんて気軽に飲むとやばいです。

ちなみにワイン375mlは市場価格10ドル程度のものが65ドルとか…お菓子も馬鹿高い…
クッキーとナッツ食べただけでも外食と変わらんような値段になってしまうという恐ろしい金額
部屋で飲み食いしてないで下に降りてきて遊んでくれっていうホテルからのメッセージですね。

それはいいんですけど価格をわかりにくいテレビのメニューのみにしているところは怖いなぁっていう印象を受けました。
動かした・申告を忘れた・身に覚えのない請求があるとき
間違えて商品を動かしただけの場合
未開封なら元の位置に戻し、できるだけ早くフロントへ連絡します。チェックアウトまで黙って待つより、動かした直後に伝えたほうが確認してもらいやすいです。
I picked this item up by mistake, but I did not open it. Could you make sure I will not be charged?
(間違えて持ち上げましたが、開封していません。請求されないか確認してもらえますか?)
利用したのに申告を忘れた場合
気づいた時点でホテルへ連絡し、予約者名、宿泊日、部屋番号、利用した商品と数量を伝えます。登録済みのカードへ後日請求される場合もあるため、自分から精算方法を確認するのが確実です。
I forgot to report one minibar item when I checked out. How can I pay for it?
(チェックアウト時にミニバー1点の申告を忘れました。どのように支払えばよいですか?)
使っていないのに請求された場合
チェックアウト前なら、項目別の明細(itemized bill / folio)を出してもらい、どの商品が記録されたのか確認します。未使用であることを説明し、在庫やセンサー記録の確認を依頼してください。ホテルを出た後なら、予約番号、宿泊日、部屋番号、明細をそろえてホテルへ連絡し、やり取りは解決まで保存しておきましょう。
I did not use the minibar. Could you check this charge, please?
(ミニバーは利用していません。この請求を確認してもらえますか?)
ミニバーには触らない!
お金持ち以外はミニバーに触れないのが良いかと思います。
中身を出して冷蔵庫として使ったりどんなものがあるか手にとって見たりするのもやめましょう。
チェックアウト後や数日後にクレジットカードの明細などをみて気づいた場合はかなーり面倒なことになりそうです。
高いと分かっていても利用するメリットは?
時間と手間を節約できる
出先でコンビニやスーパーを探す必要がなく、部屋でサッと手に取って飲食ができる。
出張などで経費になる場合
仕事で宿泊している際、どうしても現地の店舗に行く時間がない場合などは便利。
そもそも気にしない方も
いわゆるセレブな方や、割高であることを承知で快適さを重視したい方には問題なし。
ミニバーには「触らない」が基本
とはいえ、一般的な旅行者にとっては割に合わないことがほとんど。少しでも節約したい人はもちろん、一般的な金銭感覚を持つ人はホテル周辺のコンビニやスーパーで購入するのが賢明です。
- 相場の2~3倍、場所によっては6倍以上になる超割高価格
- センサー式の場合、触るだけでも課金リスクがある
- 無料のもの(Free表示)以外は使う前に料金を必ずチェック
- 「ミニバーを冷蔵庫代わりに使おう」は厳禁
もし仮に触ってしまったり動かしてしまったらフロントに連絡して自動課金をキャンセルする手続きをしてもらってくださいね!
