基本的に私はツアーは利用しないのですがグランドキャニオンにおいては移動が非常に大変なため今回の世界一周で唯一ツアーを利用しました。
グランドキャニオンツアーは豊富にあり出発場所や日数など多くて迷ってしまいますよね。
実際に行ってきた感想などを交えプランの選び方などをまとめました。
グランドキャニオンはラスベガス発がおすすめ
グランドキャニオンツアーはどこから行くのがいい?
ツアーは基本的には次の2つの出発地から選ぶことになります。
- ロサンゼルス発
- ラスベガス発
ロサンゼルス発
ロサンゼルスは日本からの直行便も多いためアクセスが良いです。
短い日数でグランドキャニオンツアーを敢行したい場合はロサンゼルスからスタートできるツアーもありですね。
とはいえ多くの場合は飛行機を利用していくことになるのでラスベガス発よりは割高になります。
ラスベガス観光もちょっとしたいっていう人は間違いなくラスベガス発がおすすめです。
ロサンゼルス出発のデメリット
- 旅行日数が少ない場合はロサンゼルス直行ツアーのほうが移動が少なくて済む
- グランドキャニオンまで距離があるためツアー料金が高くなる
- 無駄に移動時間が長く疲れる
ラスベガス発
ロサンゼルスよりラスベガスの方が近いので便利なのは間違い無いんです。
近いっていう以外にもいいところがたくさんありますのでご紹介。
ラスベガス発をお勧めする理由は3点ほどあります。
- ラスベガスはホテルが安い
- ラスベガス発のツアーが多い
- ラスベガスからなら格安日帰りも可能
順にご説明します。
ラスベガス発のメリット
ラスベガスに宿泊し、ツアーを利用するメリットを解説します。
ラスベガスはホテルが安い
ラスベガスはホテルが安いです。
ラスベガスのホテルにはカジノが併設されており部屋に戻るにもカジノを経由したり、レストランに行くにもカジノを経由したり…と導線上にきらびやかなカジノを配置することでカジノでお金を使ってもらうように工夫がされています。
ラスベガスのホテルは豪華なホテルが多く、豪華なプールがついていたり部屋が綺麗で広かったりしてNYなんかと比べると半額以下でとまれてかなりお得。
カジノを利用してもらうために居心地良く・安くしているホテルですが、カジノ利用は必須ではありません。
カジノを利用せずにホテルだけ利用することでツアーの前日やツアー帰りの日に泊まることで宿泊費を節約可能です。
リゾートホテルなのでプールで遊んだりカジノで遊んだりしても良いですね。
ホテルへの送迎が多い
多くのツアーはホテルへ迎えにきてくれます。
ラスベガスはいろいろな国をモチーフにしたユニークなホテルが多く泊まってみたいホテルも多いですが、有名どころはほとんどがピックアップ箇所に指定できるようになっています。
有名なべラジオホテルなんかは高確率でピックアップ箇所に指定されていますし、世界で唯一というピラミッド型ホテルのルクソールなども多いですね。
ツアーが豊富
ラスベガス発のツアーは非常に豊富で広大なグランドキャニオンすべてを網羅するように各種ツアーが用意されています。
方向もいろいろなので全部っていうわけには行きませんが自分の行きたいルートを回ってくれるツアーもきっとあるはずです。
ラスベガス発の主な観光スポット
- 『アンテロープキャニオン』
- 『ホースシューベンド』
- 『バレー・オブ・ファイヤー』
- 『ザイオン』
- 『グランドステアケース・エスカランテ』
- 『イエローストーン』
- 『ヨセミテ』
また日数も金額も大きくなりますが広範囲を周るツアーもあります。
ラスベガス発のツアーは非常に豊富です。
ラスベガス発は日帰りも余裕
めちゃくちゃ近い…とは言いませんが一番最寄りの都市であるラスベガスからならグランドキャニオンの見所を1日で回る弾丸ツアーもあります。
時間がないとか天候を見てから考えたいという場合にも便利ですね。
日帰りツアーはホテル代が含まれないのでツアー代金は安いですし、深夜に出て夜に帰ってくる感じなので出発日前の宿泊費が1日分浮いちゃいます。
格安ツアーなどで費用を抑えたい場合にも非常に魅力的なプランかと思います。
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ベルトラのグランドキャニオン ラスベガス発 日帰りツアーのレビュー
今回利用したツアーはこちら!
ルート66をたどる!グランドキャニオン&アンテロープ&ホースシューベンド&レイクパウエル日帰りツアー
ピックアップ場所はラスベガスの指定ホテル
深夜2時にラスベガスの指定ホテルまで迎えにきてくれ、夜の7時頃にラスベガス着というドライバーが日本人の日本語ガイド付き日帰りツアーです。
ひとりでの参加なのと出発日はホテルを予約しなかったため、ピックアップ場所は他の参加者の大半がピックアップ場所に指定しているというルクソールホテルにしました。
深夜ピックアップでも問題なし
ラスベガスは24時間遊べる街なので時間潰しには困らないです。
治安も良いので12時過ぎてもカジノで遊んでいてもいいしカフェバーなどでお酒飲んだり街をぶらぶらと歩いていても問題ありません。
ホテルに宿泊しても2時出発だと起きてから用意する時間を考えると数時間しか寝れませんし、ピックアップのホテルのカジノで時間潰して待ってるのが良いかなとも思いました。
荷物(スーツケース)はホテルに預けましょう
車に荷物も乗せられますがあまり大きなスーツケースは持ち込まない方が良いです。
ピックアップ場所のホテルに預けてからいきましょう!
ちなみにラスベガスのホテルは宿泊者じゃなくても荷物を預かってもらえます。
ベルデスク(Bell Desk)って書いてあるところに行って荷物渡せば預かり証をもらえます。
(宿泊者の証明とかも不要ですし荷物を持っていけばすぐに荷物預かりだなってわかってもらえます)
ルクソールホテルのピックアップ場所
ラスベガスのホテルは大きいので集合場所はよく確認しておきましょう。
『ルクソール北側入り口』という指定ですが細かい場所がちょっとわかりにくかったですね。
北側でてすぐのタクシーとか停まる場所で待機していればOKです。
とはいえ同じ時間に出発する日本人観光客が何人かいたので心配無用でした。
正面入り口で待っていたら迎えがきたので乗り込みます。
バスというよりワゴンタイプの車ですね。
乗客側は3人乗りのシートが3列ありましたが参加者が6人だったため2人ずつで広々でした。
バスの乗車中は寝る
深夜発ツアーのため乗車中はほとんど寝ていないと疲れちゃいますので可能な限り寝ていきます。
ガイドさんは最初の1時間ほどは色々お話ししてくれますが1時間後は寝てくださいっていうことで話を中断し車内は静かになります。
最初はみんな元気ありますが帰りは特に疲れてくるのでみんな寝ていましたね。
休憩数は少ない
最初は1回だけセブンイレブンでトイレ休憩がありました。
このへんのセブンイレブンはホットドッグとかコーヒーはセルフサービスです。
セブンイレブンとマクドナルドがありますがマクドナルドで買うとすぐに頼んでも他の人を待たせる羽目になるので注意が必要です。
その他、トイレは言えば止まってくれますが、SAがない場合もあるので早めに言った方が良いです。
レイクパウエル
7時頃にレイクパウエル到着しました。
トイレ休憩と写真撮影だけの簡易観光です。
レイクパウエルはアメリカで第2位の規模の人工湖
グランドキャニオンに水を貯め300キロにも及ぶ巨大なダムを作ってしまうというスケール感に圧倒されます。
ちなみに1位はフーバーダムになります。
1位にしろ2位にしろどちらにしても恐ろしく大きいので先は見えませんね。
ちなみにレイクパウエル、猿の惑星の舞台にもなったんだとか。
ホースシューベンド
次はホースシューベンドの観光です。
ここは車から降りて砂漠のような道を30分ほど歩かないといけないので往復するとちょっと大変かもです。
ちなみに水がないと入れないこともあるんだとか、バスでペットボトルをくれるのでそれを持参して行きます。
この右側にちょこっと見えてるのが人です。
広大な感じで良いですが夏場は紫外線がやばいので日焼け止め必須です。
持ってない場合はガイドさんが貸してくれますので貸してもらいましょう。
(この日のUVIは12でした)
コロラド川が綺麗に湾曲している地形を真上から見ることができます。
馬の蹄鉄の形をしていることから名づけられています。
アンテロープキャニオン
ホースシューベンドからあまり離れていないので休憩もなくすぐにアンテロープキャニオンに到着します。
アンテロープキャニオンは完全にガイドなしでは入れないためナバホ族のガイドがつきます。
アンテロープキャニオンはナバホ居留区となっていてそこで暮らす人たちの収入源になっているということです。
アンテロープキャニオンの注意事項
アンテロープキャニオンはナバホ族の管轄になるため、他のグランドキャニオンの観光名所と違ってルールが授けられています。
詳しくはガイドさんが説明してくれますが、以下のような点に注意してください。
- サンダルやかかとを覆わない靴やヒールなどはNG
- 鞄の持ち込みもNG
- 持ち込めるのはカメラのみ(動画はNGだからGoProなども持ち込み禁止)
- 帰りにナバホ族の人にチップを渡すので1,2ドルほど紙幣を持っていく
写真撮影はOKでも動画はNGということでGoProはダメだよと言われたので車内に置いて行きました。
でも一眼レフはOKっていうよくわからない感じですが一応そういう決まりみたいです。
車の中でガイドさんが待機していてくれるので荷物は全部車に置いて行きましょう。
アンテロープキャニオンの絶景
鉄砲水や風成など複数の要因により長年かけて形成された渓谷です。
一部は歩くのもままならないくらい狭い渓谷ですが広範囲に渡り写真のような美しい光景が続いているので別世界に来たような感動に浸れます。
アンテロープキャニオン滞在時間は意外に長い
そんなに長くはいないイメージだったんですが、アンテロープキャニオンは結構長くてノンストップで歩いて外に出るだけでも結構な時間がかかります。
のんびりストップしながら歩いていくので1時間は楽しめます。
写真撮影はガイドさんがしてくれます
ガイドさんが5箇所ほど写真を撮るのに適した場所で一人ずつ写真撮ってくれます。
一眼レフでもスマートフォンでも綺麗に撮ってくれます。
撮影に適した設定なども教えてくれますよ。
iPhoneカメラでアンテロープキャニオンを撮影するコツ
この写真は全部iPhoneで撮影しています。
iPhoneで撮影しただけでこれだけ綺麗に写るのは嬉しいですね。
設定は非常に簡単でカメラアプリを開いてアプリ上で上にスワイプするとオプションが出てきますのでビビッド(暖かい)を選択します。
それだけでアンテロープキャニオンでの撮影に適したモードになるので便利ですね。
お昼は車で
アンテロープキャニオンから戻るとお昼のサンドイッチが用意されていました。
サンドイッチはサブウェイのものでスナック菓子やクッキーなども付いていました。
車で食べながら次の目的地グランドキャニオン国立公園に向かいます。
安全性にも配慮
ベルトラのグランドキャニオンツアーはドライバー兼ガイドだったんですが、ドライバーは昼ごろに別の人にチェンジします。
丸一日中同じ人が運転しているんじゃ危ないですからね。
グランドキャニオン国立公園
デザートビューポイント
見張り台のある人気スポット『デザートビューポイント』です。
見張り台の上からの景色もその周りからの景色も柵などがなく広大なグランドキャニオンを楽しめます。
この広大館は写真じゃまったく伝わらないですね。
一生に一度は見たい絶景です。
右にも左も広大な自然が広がり写真に収めきれません。
ちなみにデザートビューポイントではお土産やもあるのでお土産をここで購入している人も多かったです。
ここのアイスが美味しいとガイドさんに勧められたのでエスプレッソチョコチップアイス食べてみましたが美味しかったです。
グランドビューポイント
グランドキャニオンは非常に広いのでビューポイントだけでもいくつもあります。
最初にデザートビューポイントでその次はグランドビューポイントという絶景スポットへ向かいました。
デザートビューポイントもそうですが、このグランドビューポイントも柵がなく、崖の淵ぎりぎりまで行くことができるので迫力があり写真撮影にも人気のスポットになっています。
でも写真撮影に夢中で落下して亡くなる人もいるんだとか…注意しましょう。
自撮り棒とかで撮影してるとちょっと危ないですが足元気を付けつつガイドさんが写真撮影してくれるので安心です。
ルート66へ
グランドキャニオンで何箇所かビューポイントを見たらルート66経由で帰ります。
車内ではルート66にちなんだ逸話や音楽を流してくれます。
ルート66で写真撮影
滞在時間は短いですがロードサインをバックに車のこないタイミングを見計らって道路の真ん中に立って写真撮影してもらえますよ。
カーズの街 セリグマンで買い物
写真を撮ってもらったらセリグマンというカーズの舞台になった街でちょっと買い物休憩。
カーズを模した古い車やアメリカンなお土産ものなどがあるのでここでお土産を買ってもいいですね!
19時ごろラスベガスのホテル着
ルート66に寄った後はトイレ休憩を1回ほど挟むだけです。
帰りはひたすら寝ていく感じですね。
夜の7時に到着するのでその後も夜の街ラスベガスを楽しめます。
短期旅行の場合はこの時間を余すことなく使えるツアーは重宝するんじゃないでしょうか!
ガイドさん(ドライバー)へのチップは?
解散時にガイドさんにチップを渡します。
ガイドは途中で交代するので最初のガイドさんとは別なんですが、チップを渡すのは解散の時のガイドさん一人だけで十分です。
チップは1組あたり20ドルが相場みたいです。
車から降りる時に手渡しすればOK
ベルトラのツアーは便利で安い
ベルトラというサイトはツアーが豊富に取り揃えられています。
今回私もこのサイトを利用しましたが利便性も高くプランも豊富で良かったです。
実際に利用してみた感想をレビューでした。
グランドキャニオンはツアーでないと制限されることが多い
基本的にはツアーを使わずに全部一人で行くことの多い私ですが、以下の点からグランドキャニオンはツアーを使うべきと感じています。
- 大自然のど真ん中で交通機関が無いため車必須
- 移動中は車内で寝れる、観光中は車内に荷物を預けられる
- 困った時はすぐにガイドさんに「日本語で」相談できる
- アンテロープキャニオンなど事前予約が必要な場所はツアーでないと難しい
- 水を持たないと入場できないホースシューベンドなどでもしっかりペットボトルを用意してくれる
- グランドキャニオン国立公園など一人では写真が撮れない場所でもガイドさんが撮影してくれる
大自然の中でインフラが少ないグランドキャニオンだからこそツアーの恩恵を強く感じることができます。
普段はツアーを使わないという人であっても確実に満足できるはずです!
1人や2人での少人数参加が多かったですが、人気ですぐに枠が埋まるため人数を気にせずに一人旅でもツアーに申し込めるのも魅力的です。
ベルトラツアーは前日予約でもOK
プランにもよりますが空きがあれば前日予約も可能でした。
私は前々日に予約しましたがたまたま空きがあったためスムーズに予約ができました。
Web上から空き状況が簡単にチェックできるので確認してみるといいですね。
気ままな旅行だったら自然観光系のツアーは天気が気になるので週間天気予報が出てからの予約っていうこともできちゃいますね。
とはいえ繁忙期だったりグループ予約だったりすると予約が取りづらいことも多いので遅くとも数週間前には予約しておいた方が良いですね。
この日じゃなきゃ絶対にダメっていうしっかりとした予定を組んでいる場合は1ヶ月以上前に予約しておきましょう。
ベルトラの口コミは?
ベルトラのサイトで数多くの口コミが見れますが非常に高評価です。
やはり日本語に完全対応しているツアーが多いところがポイントですね。
添乗員は日本語対応じゃない場合もあるものの日本語しか話せない人でも問題ないようにプランが組まれているため安心です。
また、私もそうですが一人での参加にも向いています。
観光地ではガイドさんに写真撮ってもらえますし一人で参加している人も多いので変に浮くこともありません。
家族連れでも一人でも問題なく参加できるのは良いですね。
世界遺産を効率的に回れるツアーは最高です!
アンテロープキャニオンは予約制だったり各観光地が点在していたりと自分でまわるのは非常に大変です。
グループ観光ならレンタカーでっていうのも手かもしれませんがグランドキャニオンについてはツアーがベストだと思っています。
効率よく名所を回れるので時間の無駄もなく、価格もプランによっては格安ですし、納得いくツアーになると思います。
また、今回ご紹介したように短期間にたくさん回れるプランもありますのでスケジュールに空きが出たり余裕がある場合はグランドキャニオン弾丸ツアーを急遽敢行することもできちゃうかもしれませんよ!
\今なら早割あります!/
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