海外のホテルには部屋にワイングラスが置いてあってお酒とかスナックが置いてありますよね。
無料のものはFreeってわかりやすく書いてありますが、基本的には超割高の有料商品なのでセレブな人にしかオススメしません。
具体的にどのようなシステムなのか、どれくらい割高なのか解説します。
海外ホテルのミニバー利用方法・注意事項
海外ホテルのミニバーの商品代金は相場の2〜3倍です。
(後述しますが高いところだと6倍とか)
お金持ちは割高でも利便性をとって好きに利用してもらえればなと思いますが、一般人にとっては3倍とか高すぎて使ってられません。
ちょっと外に出てスーパーやコンビニで買ってきた方が良いです。
チェックアウト時に精算タイプ
特別な課金システムのない冷蔵庫に入っていたり置いてあるだけのミニバーはチェックアウト時に申告して支払うだけ。
クレジットカードの場合はあらかじめ多めにテポジットが確保されているのでそこから差し引かれます。
ヨーロッパは自動課金型は少なく、チェックアウト時に「Did you have anything from minibar?」などと聞かれます。
とりあえずチェックアウト時にミニバーと聞かれたら利用したかどうかなので利用してなければNoというだけでいいです。
利用した場合は自分が利用したものを説明する必要があります。
英語苦手な場合はここも面倒ですよね、支払いシステム的にも面倒なのもミニバーのマイナス点です。
自動課金 冷蔵庫タイプ
冷蔵庫やスナック棚にセンサーがついていて取り出すと自動で課金されるタイプのミニバーもあります。
これは上記のタイプと違って申告が不要なのでとても楽チン…なんですがこちらの方が要注意なんですよ。
このタイプは中身を取り出して戻した場合でも請求されてしまいますので注意しましょう。
即課金というわけじゃなく、取り出してすぐに戻した場合はカウントされない事も多いです。
目安としては30秒といったところでしょうか。
ホテルによって課金までの時間設定は違うと思うのでわざわざ動かすこと自体オススメしませんが…
ただの置くための棚かと思いきや、後ろを見るとしっかりとケーブルがつながっていたりします。
子供が動かしていて知らぬ間に課金されていた…みたいなのもありえます。
自分のドリンクを冷蔵庫で冷やすのもNG
自分で買ってきたドリンクを冷やそうと冷蔵庫に入っているものを外に出して冷やし、最後に戻す…なんていうのももちろんNG
自動課金されてしまいます。
しかもこれテポジットから引かれているのでクレジットカード明細を予約時の金額と見比べて精査しないと請求されていることすら気づかなかったりするんで本当に注意が必要。
料金について
基本的にはミニバーの近くに料金表が置いてあります。
スーパーの2〜3倍程度が多いですね。
料金はホテルによってはまともに表示されていないところもあります。
テレビをつけてインフォメーションメニューからミニバー料金を調べるとかしないと価格がわからないところもありました。
ちなみに上記のホテルは相場の6倍の価格でしたので気にせずミニバー使いまくると宿泊代を軽く超えてしまいますね。
ラスベガスなんかはぶっ飛んだ料金
コンビニやスーパーでは3ドルの水が…
近所のスーパーとかセブンイレブンなんかでは2.99ドルで売っている『FIJI WATER $2.99』
それがなんと、ミニバーでは18.75ドル!
なんとミニバーでは18.75ドルでした。
この日のUSD/JPYのクレジットカード支払いレートは109.35なので1本2000円越え。
ここに置いてある水を5本飲めば1万円超えちゃいます!!たっけぇぇぇぇ!
知ってて飲むならまだいいですけど、これテレビ開いてインフォメーションチェックしないとわからないからね。金額。
「高くても1000円しないだろ」なんて気軽に飲むとやばいです。
ちなみにワイン375mlは市場価格10ドル程度のものが65ドルとか…お菓子も馬鹿高い…
クッキーとナッツ食べただけでも外食と変わらんような値段になってしまうという恐ろしい金額
部屋で飲み食いしてないで下に降りてきて遊んでくれっていうホテルからのメッセージですね。
それはいいんですけど価格をわかりにくいテレビのメニューのみにしているところは怖いなぁっていう印象を受けました。
ミニバーには触らない!
お金持ち以外はミニバーに触れないのが良いかと思います。
中身を出して冷蔵庫として使ったりどんなものがあるか手にとって見たりするのもやめましょう。
チェックアウト後や数日後にクレジットカードの明細などをみて気づいた場合はかなーり面倒なことになりそうです。
もし仮に触ってしまったり動かしてしまったらフロントに連絡して自動課金をキャンセルする手続きをしてもらってくださいね!