海外旅行でドキドキする瞬間といえば、やっぱり「飛行機の乗り継ぎ」。
特に「荷物って乗り継ぎ時にどうなるの?」「スーツケースの受け取りはいつ?」など、初めてだと分からないことだらけですよね。
まず最初に結論から言っちゃうと
- 飛行機の乗り継ぎで荷物はどうなる?
-
基本的に、同じ航空券内なら自動的に最終目的地まで運ばれます。
ただし航空会社がバラバラの場合やLCC利用などは一度受け取って再預けが必要なことも。 - 乗り換えがある便での預け荷物はいつ受け取るの?
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多くの場合は最終目的地で受け取り。
乗り継ぎ地で一度ピックアップするかどうかは、搭乗手続き時に案内されるので要チェック!
本記事では乗り継ぎ便の預け入れ荷物や乗る際に役立つ、荷物管理のコツについて解説します。
飛行機の預け入れ荷物は乗り継ぎ時にどうなる?

同じ航空会社・通しの予約なら「スルー」でOK
国際線の多くは、預けたスーツケースが自動的に最終目的地まで運ばれるシステムになっています。
乗り継ぎ地で荷物をピックアップする必要はいので悩まなくてOK。
チェックイン時に最終目的地まで預けるかどうか確認されることが多いですが、受託手荷物タグの行き先が最終目的地になっているか、必ず目視チェックしておきましょう。
一部例外も!航空会社や乗り継ぎ地によっては一度受け取りが必要
「え、スーツケースは絶対スルーじゃないの!?」と思いきや、LCC同士の乗り継ぎや提携のない異なる航空会社を利用する場合、乗り継ぎ空港で一度荷物を受け取って再度預け直すケースがあります。
- 国際線→国内線の組み合わせで入国手続きが必要な場合
- 航空会社が異なる&提携がない(自力乗り継ぎ)
- 入国審査が乗り継ぎ空港で行われる場合など
一時受取が必要な場合はどうする?
- 乗り継ぎ空港のターンテーブルで荷物を受け取る
- 再チェックインカウンターで荷物を預け直す
- 保安検査や入国審査(または出国審査)を受け、搭乗ゲートへGO
MEMO:自力乗り継ぎとは?
同じ航空会社や提携先でなく、自分で別々に航空券を手配して乗り継ぐ方法。
スルーバゲッジの扱いができないことが多いので、荷物を自分で預け直す必要があり、時間と手間がかかりがち。
トランジット中に「荷物を受け取りたい」ってアリ?意外と知らない裏テク
乗り継ぎ地で数時間〜1日以上の長めのトランジットがあるなら、
「スーツケース一回受け取って、中身取り出したい…」なんて思うとき、ありませんか?
実は、チェックイン時に「乗り継ぎ地で荷物を受け取りたい」と相談すればOKな場合もあります。
乗継地で荷物を受け取るメリット
- 乗り継ぎ地でいったん着替えやお土産の購入品などを整理できる
- 長いトランジットで一泊するなら、荷物を手元に確保できる
- 途中で荷物が出せれば手荷物を減らすことができて楽
中継地で荷物を受け取るデメリット
- 乗り継ぎ地での入国手続きが必要になる
- 再度カウンターでチェックイン手続きをする手間が発生
ただし、空港や航空会社のルール次第なところがあるので、
「絶対に受け取れるわけではない」のがミソ。
どうしても必要な場合は、最初のチェックインカウンターで相談してみましょう。
ロストバゲッジ対策 ヤバいときに役立つ7つのポイント
飛行機の乗り継ぎの荷物で気になるのがロストバゲッジ。
頻繁に起こるわけではないけれど、遭遇するとかなり面倒…。
ここでは、ちょっと極端なくらい気をつけておきたい「ロストバゲッジ対策」を紹介します。
- 貴重品は絶対に機内持ち込み
- パスポートや現金、クレジットカードはもちろん、PCやカメラ、薬なども手荷物に
- 預け荷物に付けるタグをスマホで撮影
- チェックインカウンターで受け取ったバゲッジタグを写真に残しておくと後々探しやすい
- AirTagやGPSトラッカーを活用
- 最近はスーツケースにAirTagを忍ばせる人が増えてきています。位置情報で安心度UP
- 荷物の外に自分の名前・連絡先を貼る
- 見た目で分かりやすいタグやシールを貼るのがおすすめ
- 中の荷物もある程度リスト化
- 保険の申請時や紛失報告時に役立つ
- 乗り継ぎがタイトな場合は機内持ち込みを増やす
- 乗り継ぎ時間が短いほど紛失リスクは高くなる傾向あり
- 荷物が行方不明になったらすぐに空港スタッフへ
- 迷わず「Lost & Found(ロストアンドファウンド)」カウンターへGO
機内持ち込み荷物で快適に!でも液体ルールや重量制限にも注意
「自分で荷物を管理できるから安心」というメリットがあるのが機内持ち込み手荷物。
ただし、液体物やサイズ・重量制限などのルールがあるので要チェックです。
機内持ち込みのメリット
- 荷物が行方不明にならない
- 到着後すぐに空港を出られる
- 荷物の扱いに神経質な人は安心
● 液体ルールのおさらい
- 1個あたり100ml以下の容器に入れる
- 1リットルサイズのジッパー付き透明袋にまとめる
- 保安検査所では取り出して見せるので、すぐ出せる場所に入れておく
ちょっとした裏ワザ
- 液体類だけでなくPCやモバイルバッテリーもすぐ出せるようにまとめたポーチに。
- 透明袋は100均で予備も買っておくと、破れたときに焦らなくて済む!
機内持ち込み用のバッグはサイズや重さに注意!
ただし乗り継ぎ時は自分で持って移動しなければいけないのであまりにも重い場合は大変になるので預け入れを検討してみてください。
航空会社が乗り継ぎ時に荷物を紛失、別便に載せてしまうなどの事故が稀にあります。自分で荷物を管理することで荷物の紛失を防ぐことができるのは大きなメリットです。
「どうせ持っていくなら…」意外と役立つ荷物5選
必須ではないけど持っていくとめちゃくちゃ便利! そんなアイテムをピックアップ。
- 折りたたみミニバッグ
- 現地で荷物が増えたときに使える
- トランジット中の移動バッグとしても便利
- マルチプラグ or USB電源タップ
- 海外はプラグ形状が国によって違う
- 乗り継ぎ空港で充電難民になるのを防げる
- ロープ&小型洗濯セット
- 「靴下だけサクッと洗いたい!」みたいなとき超便利
- ストール or 大判スカーフ
- 機内の冷房対策から羽織り、即席の膝掛けまで万能アイテム
- 小さいお菓子/スナック
- 長時間フライトや深夜のトランジットは意外とお腹が空く
- 個包装の軽食があると助かる
乗り継ぎ時間の過ごし方:トランジットを楽しむコツ
「国際線 乗り継ぎ 荷物は預けっぱなし」であれば、トランジット中の身軽さを活かして、空港でプチ観光を楽しむのもアリ。
空港によっては無料シャワーや仮眠スペースがあったり、トランジットツアーをやっているところも。
- シンガポール・チャンギ空港の無料シティツアー
- 仁川空港のトランジットツアー
- ドバイ空港の仮眠施設やスパ
荷物が不安なら…コインロッカーや手荷物預かり所を活用
もし自力乗り継ぎなどで大きな荷物を持ってしまっているなら、空港内のコインロッカーや荷物預かり所で一時保管も可能。
手ぶらで探索できるので、長い乗り継ぎ時間があっという間に楽しい観光タイムに変わりますよ!
乗り継ぎ時の荷物は「事前チェック」と「最悪を想定した対策」で安心!
- 預け荷物は基本スルーでOK、ただし例外もある
- ロストバゲッジ対策として貴重品は手荷物に
- トランジットを最大限楽しむなら荷物は最小限にして自分で動きやすく
- 長い乗り継ぎなら一度荷物を受け取りたいときはカウンターに要相談
海外旅行の「飛行機乗り継ぎ」は、最初こそ緊張するかもしれませんが、慣れてしまえば意外とスムーズ。
荷物管理のポイントを押さえておけば、トラブルが起きても落ち着いて対処できます。
むしろ乗り継ぎ地で時間があるなら、“ちょっとしたプチ観光”や“空港グルメ巡り”も大いにアリ!
ぜひ次の海外旅では、乗り継ぎをストレスフリーにして、空の旅そのものをたっぷり楽しんでくださいね。
持っていく荷物を厳選してミニマムにしておこう
海外に行く際は不安も多く、なかったら困ると思ってたくさんのものを持っていきたくなりますが、荷物は少なければ少ないほど快適です。
現地で購入することもできますし、無かったら無かったで困らないものも多いです。
以下の記事では私がどのような荷物を持っていったのか解説しています。よろしければご覧ください。
