海外旅行は歩きやすい靴で行くのが鉄則
どんな本やブログを読んでもスニーカーとか歩きやすい靴を推奨していますよね。
3ヶ月以上履いた履きなれたスニーカーっていうのが多くの経験者の勧める靴です。
他にもトレッキングシューズだとかランニングシューズが良かったのでおすすめなんていう話もありますね。
なんにしても歩きやすい靴っていうのが大前提になります。
革靴で世界一周してきました。
私は革靴が好きだし歩きやすい靴なので革靴一本で行きました。
そして荷物が増えるのも嫌なのでスニーカーもサンダルも持たずに…
革靴で世界一周に行く人は珍しいんじゃないかなぁと思い感想や注意事項などレビューします
履いていった靴
BOTTEGA VENETAのグッドイヤーウェルト製法で製作された靴です。
かれこれ5年くらい履いていますがまだまだ元気です。
おそろしく履き心地が良いので気に入っています。
革靴で行った場所
ちょっと革靴で行くのはどうよ?っていう場所も多々ありました。
中でもここは革靴だとちょっと支障があるなっていう場所をいくつかご紹介。
マチュピチュも革靴で登り
マチュピチュってワイナピチュ登らなくても太陽の門とか行くだけでもかなりの距離登るんですよね。
しかもまともに整備されていない石階段だったりするので歩きにくい場所も多いです。
そんな場所を革靴で延々と登って行きました。
特別疲れはしませんでしたが雨で濡れていたらやばそうな場所も少しありました。
ヨーロッパは石畳で滑る
ヨーロッパだけではないですが、中でもヨーロッパは石畳が多いため、足への負担が大きいです。
特に雨が降ったりすると足が滑るので革靴はちょっと大変かもしれないなぁという印象。
私は慣れてるので滑って転んだり足が疲れてしまうってことはなかったですが人にオススメはしません。
グランドサークルは砂だらけ
グランドキャニオンをはじめアンテロープキャニオンとかホースシューベンドなど行ってきました。
特にアンテロープキャニオン内部は歩く場所が細かい砂だらけなので靴が真っ白になります。
あと一部の道はものすごーく細いので足の幅すらなかったりしてコバに傷がつきます。
ホースシューベンドは熱中症防止のためペットボトルや水道など水分を持っていかないと途中で止められることがあるんだとか
夏場は日差しも強く日焼け止めも必須です
UVI12でした🤣
足場は砂漠みたいな砂なので靴も汚れるし地味に遠く、ちょっと大変ですが広大な自然を満喫できます pic.twitter.com/ubcC6PbMl7
— 321web@世界一周中 (@321web) September 17, 2019
革靴磨きには困らない
世界中どこ行っても靴磨きしてくれるところが沢山あるので磨いてもらえばすぐにピカピカになります。
空港には確実にありますしホテルにもあります。
南米なんかは街に靴磨きのセールスが沢山いましたね。
アルマス広場には特に多く、安かったですね。
私はへんな路地裏まで案内されて靴磨きしてもらったので最初ちょっとビビりました笑
料金は5ソル(160円くらい)と超格安!
とはいえセールスしてくるような人はボッタクリだったり危険もあるかもしれないのであまりオススメしません。
こんな感じに道端でやってる人もたくさんいました。
ホテルにもアメニティがある
ヨーロッパではホテルのアメニティとして靴磨き用のウエットティッシュみたいなのが置いてあることが多かったので重宝しました。
軽くホコリ落としてこの靴磨きで拭くだけでも結構綺麗に。
5つ星ホテルなんかは無料靴磨きサービスなんてのもあったりします。
靴へのダメージは大きい
まぁ当然1足しかないので毎日履くことになりますよね。
革靴は基本的には1日履いたら1日風通しの良いところで休ませるのが基本です。
毎日履くことによって革靴への負担は大きくなります。
石や岩で傷がつく
当然ですがマチュピチュやらグランドサークルやら回ってれば石や岩だらけなので傷がつきます。
革靴はメンテナスすることでダメージはかなり目立たなくなりますがあまり足場が悪い場所はやめた方がいいですね。
アンテロープキャニオンにはこーんな細い道もありました。
ちょっと写真じゃわかりにくいですが岩で囲まれた隙間は靴幅ギリギリ程度しかありませんでした。
雨にも弱い
これですよね、いちばんの問題は。
7〜9月の時期だったので雨に打たれたのは2回だけで済みましたがそのうちの1回はかなりのダメージを受けました…
オーストリアでの大雨で足がびしょびしょになるレベルで濡れてしまったため、銀浮きと言われる状態になってしまいました。
ホテルで簡単に処置して靴磨きしてもらったら復活はしましたがやはり水には弱いです ラナパー(5ml)は持ってくればよかったなと思いました
革靴で世界一周や海外旅行するメリット
経験者の立場から言わせてもらうと、革靴で長時間歩くことに慣れていて丸一日歩いてても疲れないことがわかってるなら革靴での海外旅行はありです。
好きな靴履いていきたいですしグッドイヤーウェルト製法の靴は履き心地もよく、馴染むとスニーカーより楽だったりするんですよね。
どんな靴にしても自分が履きやすい靴で行くのがいいのかなぁとは思いつつも私は今回の世界一周で沢山歩きはしたものの、Uberや交通機関を多用しましたし運動要素の強いアクティビティはあまり行いませんでしたのでアウトドア系やアクティブな旅行ならスニーカーにしておいたほうが無難かなと思います。
革靴は愛着が湧く
なかなか面倒の多い革靴ですが、スニーカーと違って革靴はメンテナンスしてくれるサービスが豊富なので磨いてもらったり掃除してもらったりしながら旅をするのも愛着が湧いて楽しいですよ!
世界一周に使うにはちょっとヘビー過ぎますが普通の短期の海外旅行に使う程度は帰国後のメンテナンスでも十分じゃないでしょうか。
旅にも利用し、メンテナンスしながら長く使うっていうのもなかなかいいものですよ!
帰国後は丸洗い
めちゃくちゃ汚れるので帰国後は完全にきれいになるように丸洗いしました。
普通の洗浄方法だとなかなかキレイにならないのでお湯に浸してガッツリ洗ってます。
詳しくはこちら
革靴ならドレスコードがあってもOK
海外旅行ではカジュアルな服装だけだと入れないようなドレスコードのある場所に行きたい事もありますよね。
基本的にはスニーカーを履いていってかばんの中に革靴やフォーマルウェアをしまっておくみたいな感じが多いですがやっぱり荷物がかさばってしまうんですよね。
はじめから革靴を履いていって現地で靴磨きをしてもらってから利用すれば予備靴を持たずに行けるので荷物を減らせますね!
私はドレスコードとかは関係なかったんですが荷物は極限まで減らしたい派なので靴は1足のみに絞ってかさばる靴は置いていきたいところです。
雨や雪が降る季節や場所では床が滑りやすくなります 安全のためにも靴の裏に滑り止めを貼っておいたりすると良いかもしれませんね! 私は無加工でしたが海外で転倒して怪我をすると悲惨なことになりますよ