海外でハウスキーパーへのピローチップは不要?必要?

ハウスキーパーのためにチップを置いていく必要はあるのかという話。

ハウスキーパーとはハウスキーピングという清掃や備品の補充などを行う清掃員の事を指します。ルームキーパーとかルームメイドなど呼び方は色々あります。

海外旅行の際にちょっと気になる枕チップの話。

目次

ルームキーパーへのチップは渡すべき?渡す必要はない?

ルームキーパーへのチップは渡すべき?渡す必要はない?

結論から言うとルームキーピングへのチップは置かなくてもOKです。

ホテルでのチップは『荷物を運んでもらった』とか『ルームサービスを頼んだ』等わかりやすいシチュエーションでは相場が決まっていますが、 部屋を掃除してくれた人へのチップは決まりがありません。

枕チップには相場もルールもない

ハウスキーピングへのチップはチップ習慣のない日本人だけでなく、世界で一番チップ文化の根付いているアメリカ人ですらチップはどうするか迷う人も多いそうです。

チップ払うのが当たり前のアメリカ人ですら払わない人が大勢いるので必ずしも払わなくていいというのは間違いありません。

ヨーロッパでも枕チップはマイナー文化とされています。

日本人が枕チップを置くのは有名

世界で最も枕チップ(ハウスキーパーへのチップ)を置くのは日本人。

日本人が枕チップをくれるというのは有名な話となり、多くのハウスキーパーは日本人の部屋を掃除したがるそう。

枕チップは義務でもマナーでもありませんので置かなくても問題ありませんが、日本人ということで期待されているのにチップを置いていかないとがっかりさせる事になります。

連泊の場合はチップを置いたほうが良い理由

f:id:hateblog-321web:20200516154344j:plain

連泊の場合は荷物を部屋に置きっぱなしにするため、防犯対策したとしても多少不安は残ります。

チップで防げるというものでもありませんがハウスキーパーの気を悪くしないようにチップを置いておくというのは多少の防犯効果もありそうです。

そして再び利用する部屋なので「チップがなかったから」という理由でなにかデメリットが無いように連泊の際は忘れずに置いていました。

1泊の場合や最終日は置かなくてもいい

私は最終日も1泊だけの利用の場合も置いていましたが1泊の場合は置かないという人も多いようです。

最終日は荷物を置いて置くわけじゃないのでチップを置かなくても安心感があります。

1泊だけで部屋も汚さなかったという場合は置かなくてもいいかもしれませんね。

1泊のみや最終日でもチップを置いておくと安心

f:id:hateblog-321web:20200516154358j:plain

置かなくてもいいんですが1泊の場合や最終日でも置いておくと安心できる事もあります。

ホテルでは損害補償としてテポジット数十ドルが宿泊前にクレジットカードから確保されています。

これは退出後の部屋に問題(破損や備品の損失)がなかった場合に戻されるというもので、 まず間違いなく戻ってきます。

  • 前の客が備品を盗んでいて数が揃わなかった
  • ドライヤーや照明が壊れていた
  • なにかホテルでトラブル

チップを置くことでこのようなトラブルがあった際に、ハウスキーパーに疑われるリスクがほんの少し減るような気がします。

日本人客ということでチップを期待していた部屋にチップが無いと宿泊客の印象は確実に悪くなりますからね…

枕チップの金額とおおよその相場

枕チップの金額とおおよその相場

ではチップはいくらおけばいいのか?

決まりはないため、私はこうしていましたよっていう話なので一つの意見として参考にしてみてください。

部屋ランクやベッド数に応じて

高級ホテルの場合は1ベッドにつき5ドル程度、普通のホテルでは1ベッドにつき1ドル…なんて言っている人も多いですがはっきりとした相場はありません。

私は1人での利用のため、高級ホテルだろうが普通のホテルだろうがベッド数もホテルのランク関係なしに一律で1ドル置いていました。

もし2人で2ベッドを利用する場合はもう少し多くても良いかもしれませんね。

部屋の汚れに応じて

部屋を汚してしまったとかシーツ汚しちゃったとかバスルームびちょびちょにしてしまったとか何かしら部屋を汚してしまったら少し多めにチップを置いておきましょう。

私の場合は部屋をめちゃくちゃ綺麗に使用するので掃除の手間はかなり少なかったと思います。

海外のハウスキーピングはシーツ交換しないのを前提にチップを置こう

f:id:hateblog-321web:20200516154053j:plain

私が綺麗に使っているせいもあるのかもしれませんが、どこの国に行っても連泊の場合はほとんどシーツ交換されていませんでした。

髪の毛やゴミを取り払って綺麗にしたらシーツを整えてベッドメイクはおしまいっていう感じ。

日本では当たり前のように交換されますが海外では連泊時のシーツ交換はされないものと思っていた方が気は楽だと思います。

安いホテルだと前の人が使用したまま…なんてのもありそうで怖いですね。

そんなわけで「シーツ交換してなかったからチップはあげない!」でもいいですけど、交換してないのは普通みたいなのでチップを置くか置かないかは別問題として考えた方がいいかもしれません。

枕チップの置き方(支払いについて)

f:id:hateblog-321web:20200516153843j:plain

これも金額同様に、決まりがありませんのであくまでも私がどのような感じで支払っていたかについてになります。

チップはベッド横のサイドテーブルに置くのがベター

日本で言うところの枕チップ、海外では馴染みがなくサイドテーブルなどに置くのが基本です。

この話は日本でも有名になってきたので今でも実際に枕の下や枕の上などに置く日本人はかなり減ってるんじゃないかなとも思いますが…

Thank youのメモ書きがあるとなおGood

ハウスキーピングの人はそれがチップなのか置いてあるだけなのか、はたまた忘れ物なのか判断がつきにくい場合は手をつけません。

後からあれは違うと訴えられるのが怖くて受け取れない場合もあるそうなので紙に一言Thank youとでも書いてその上にコインを使わず紙幣で置くのが良いです。

ヨーロッパでは紙幣でなくコイン

チップは紙幣で渡すものというのが基本ですが、ヨーロッパでは紙幣は高額になってしまいます。

日本もそうですが100円レベルの紙幣がないのでコインを使わざるを得ません。

なのでチップは必ずしも紙幣っていうことはありません。

でもアメリカの場合はコインでのチップ払いはやめましょうね。

枕チップは義務ではないが、できるだけ置いていこう

以上ホテルの清掃員へのチップについてでした。 あくまでも気持ちの問題ですが私は置くことにしています。

枕チップを置くべき3つの理由

  • 置いておくとちょっと安心
  • 掃除する人はチップを期待してる
  • 悩むコストのほうが大きいから置く

枕チップは義務ではないので無理することはない

でも『チップ代すら厳しい』とか『小銭が無い』なんて時は無理して置かなくてもいいと思います。

そんなときはホテルの宿泊費も安いと思うのでハウスキーピングもチップは期待していないかもしれませんしね。

余裕があるときだけで問題ありません。

悩まず気軽にチップを置いていこう

あまり深く考えずに1ドルだけでもいいので置いておけば気が楽です。

1ドルなら置かなくて後悔することはあっても置いて後悔することはないと思いますよ!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次